Salesforceにある色々な「レイアウト」機能
前置き
Salesforceは、その機能の豊富さゆえにいろんな機能名称がでてきますね。
今回はいろんな「レイアウト」機能についてまとめました。
ご紹介するのはこちら↓
- ページレイアウト
- コンパクトレイアウト
- アクションレイアウト
- グローバルパブリッシャーレイアウト
ざっくりと説明すると、
ページレイアウトとコンパクトレイアウトは、
レコードページを表示した時の画面レイアウトを設定するもの
アクションレイアウトは、
クイックアクションを実行する時に表示する入力項目を設定するもの
グローバルパブリッシャーレイアウトは、
グローバルページに表示するグローバルアクションを設定するもの
です。
それぞれもう少し細かく見てみましょう。
ページレイアウト
ページレイアウトでは、とあるオブジェクトのレコードページに表示される項目やボタンなどのコンテンツのカスタマイズを行うことができます。 データベースの中身をわかりやすく見せることができ、関連のあるオブジェクト情報の表示やレコードへのアクションなど様々な機能を持った画面を作成することが標準で可能です。
具体的には下記のことができます。
- ユーザに表示する項目、関連レコードのリスト、カスタムリンクを制御する。
- ページの詳細に表示する項目の順序をカスタマイズする。
- 項目を表示するかどうかの設定や、参照のみか、または必須項目かを指定する。
- レコードおよび関連リストに表示する標準ボタンとカスタムボタンを制御する。
- ページに表示するクイックアクションを制御する。
ページレイアウトの設定は、設定 > > 対象のオブジェクト > ページレイアウト から。
細かい設定方法
→Trailhead - ページレイアウトを使用したレコードの詳細のカスタマイズ
コンパクトレイアウト
モバイルデバイスでレコードページを開くと、モバイルアプリケーションやブラウザに関わらず、ページの上部にそのレコードの主要情報が表示されます。
コンパクトレイアウトは、この部分にどの項目を表示するかを制御します。
オブジェクトごとに、その領域に表示する項目を4つまで割り当てることができます。(10個まで割り当てられるが、実際に表示されるのは4つまで)
コンパクトレイアウトの設定は、設定 > オブジェクトマネージャ > 対象のオブジェクト > コンパクトレイアウト から。
メモ:プロファイルごとに割り当てることはできないが、対象オブジェクトのレコードタイプごとに特定のコンパクトレイアウトを割り当てることができる。
細かい設定方法
→Trailhead - コンパクトレイアウトのカスタマイズ
アクションレイアウト
前述の通り、クイックアクションを実行する時の入力項目を設定するものです。
クイックアクションにはオブジェクト固有のアクションとグローバルアクションがありますが、どちらもこのアクションレイアウトで設定します。
アクションレイアウト一覧を見る画面はなく、各クイックアクションからレイアウトに飛びます。
以下がアクションレイアウトの画面です。レコードの作成やメールの送信などに必要な入力項目を設定します。
細かい設定方法
→Trailhead - クイックアクションによるユーザ操作の強化
グローバルパブリッシャーレイアウト
こちらはオブジェクト固有のアクションではなく、グローバルアクションを配置するレイアウトです。
グローバルパブリッシャーレイアウトの設定は、設定 > ユーザインタフェース > グローバルアクション > パブリッシャーレイアウト から。
PCとモバイルそれぞれのグローバルアクションを設定できます。
ちなみに、グローバルアクションはグローバルページとオブジェクトページ(アクションをサポートするオブジェクトの場合)の両方に配置できますが、オブジェクト固有のアクションはグローバルページに配置できません。詳細はこちら。
細かい設定方法
→Trailhead - クイックアクションによるユーザ操作の強化
おわりに
もうちょっとでEXPEDITIONER(Trailheadの話)!
RANGERへの道のりは長いですね。焦らずひとつひとつ吸収しようと思います。
ありがとうございました。